プロパンガスQ&A
プロパンガス(LPガス)の安全面、設備、
料金などについて
お客様からよくいただく
ご質問にわかりやすくお答えしています。
保安・安全面について
- プロパンガス(LPガス)
設備の点検は何年ごとに
行われますか? -
一般家庭の場合、プロパンガス(LPガス)設備の点検・調査は4年に1回以上行うことになっています。ツネマツガスの担当者が点検に伺います。保安点検を受けていない場合は、使用するにあたり安全が確認できていないためガスの供給を停止される可能性もありますので、安全のために必ず保安点検は受けるようお願いいたします。
- 保安点検に費用は
掛かりますか?
また、どのくらいの時間が
かかりますか? -
保安点検作業自体は一切費用はかかりません。ガス器具・給排気設備・ホース・配管など、改善・取替えが必要な時は有料となります。所要時間は、改善作業等がなければ20分~30分程で終了します。なお、書類の説明や捺印が必要となりますので、立ち合いが必要となります。
- ガス機器を使用する際に、
注意すべきことは何ですか? -
❶ガス機器のそばに燃えやすいものを置かないようにする。
❷ガスを使用している時は、その場を離れないようにする。
❸ガスの炎は青い炎で使用する。(赤い炎は不完全燃焼のため危険です)
赤い炎が出た際は、すぐに換気を行い、ガス会社に連絡してください。 不完全燃焼は一酸化炭素中毒になる恐れがあり、非常に危険です。また、複合型の火災警報器(火災とCOを検知する)の設置をすると安心です。 - 都市ガス用のガス器具を
プロパンガス(LPガス)で
使うことはできますか? -
絶対に使用しないでください。プロパンガス(LPガス)は都市ガスよりも熱量と圧力が高く、異常燃焼となり極めて危険です。
- ゴムホース(ゴム管)の交換
時期の目安を教えてください。 -
屋内で常時使用されるものは使用開始後3年が目安です。ただし、ひび割れや、焼け焦げなどがあるゴムホース(ゴム管)は、ガス漏れの危険があるため新しいものにお取替えください。
- 不完全燃焼防止装置が
付いていないプロパンガス
(LPガス)給湯器を使っている
場合、
新しい器具に取り替える
必要はありますか? -
不完全燃焼によるCO(一酸化炭素)中毒事故を引き起こす可能性がありますので、事故を未然に防ぐために、不完全燃焼防止装置付きの給湯器への取替えをお勧めします。
- プロパンガス(LPガス)
容器は、自分で撤去しても
いいですか? -
消費者が撤去することはできません。プロパンガス(LPガス)設備の撤去は、国家資格である液化石油ガス設備士の資格者が行うことになっています。自分で取り外すことはせず、ツネマツガスへご連絡ください。
- プロパンガス(LPガス)
使用者への安全体制は
どのようになっていますか? -
プロパンガス(LPガス)使用者への安全体制は次のように確保されています。
❶緊急時対応:お客様からガスがもれているような臭いがする等の連絡をいただいた場合に備え、プロパンガス(LPガス)販売事業者または販売事業者から委託を受けた保安機関が、24時間出動体制をとることが、法律で義務づけられています。
❷集中監視システム:お客様に設置されたマイコンメーターが異常を感知すると、集中監視センターに自動通報され、販売店に連絡されます。検針やガス切れがないよう監視もしています。
設備について
- プロパンガス(LPガス)の
バルク供給について
おしえてください。 -
バルク供給とは、従来の容器交換方式に代わるもので、一般住宅等に設置されたバルク貯槽(大量にプロパンガスを貯蔵できるもの)に、バルクローリー車からプロパンガス(LPガス)を直接充てんする供給方式です。より安定したガスの供給を実現することはもちろん、保安の高度化、美観の向上など多くのメリットがあります。
- プロパンガス(LPガス)用の
ガス漏れ警報器はなぜ下に
付いているのですか? -
プロパンガス(LPガス)は空気より比重が重く下方へ流れるため、ガス漏れ警報器は床面近くに設置いたします。
- ガス容器を2本設置するのは
なぜですか? -
ガス容器は基本的に2本ずつ、4本ずつという風に偶数本でセットになっています。これは、例えば2本セットの場合、1本目を使い終わって2本目を使っている途中で、空になった方の容器を交換するためです。4本、8本などのセットの場合でも、必ずセットされた半分を交換するようになっています。
- プロパンガス(LPガス)の
ボンベ1本でどのくらい使用
できるのでしょうか? -
50kgボンベ1本で約1カ月分が目安です。(4人家族の平均家庭)
料金について
- プロパンガス(LPガス)の
料金は、販売店によって
違うのはなぜですか? -
プロパンガス(LPガス)は、普通の商品と同じように自由な料金制となっています。このため料金は、仕入れ価格、配送コスト、保安サービス、消費量等により若干の違いがあります。
- 同じプロパンガス(LPガス)
販売店でもお客により料金が
違う場合がありますか? -
同じプロパンガス(LPガス)販売店でも、お客様によって保安・サービスの内容が違うことや、設備の貸付代が含まれているかいないかなどにより違ってきます。「契約書面」に料金構成が明記されておりますので、ご確認ください。
- 集合住宅に住んでいる場合も
ガス会社を簡単に変更できますか? -
アパートやマンションなどの集合住宅の場合は、大家さんがまとめて契約している場合がほとんどですので、まずは大家さんにご相談ください。
- プロパンガス(LPガス)容器
の近くにエアコンの室外機を
置いても問題はないですか? -
液化石油ガス法という法律により、プロパンガス(LPガス)容器と火気は2m以上離すことが決められています。電気のエアコンの室外機はこの「火気」に該当しますので、必ず離して設置してください。もし室外機までの距離がどうしても確保できない場合は、その間に不燃性の隔壁を設け、漏れたガスが火気の方向に流動することを遮るようにすれば問題はありません。