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災害時に強い!プロパンガス(LPガス)のメリット

いつもツネマツガスをご愛顧いただき、ありがとうございます。
みなさんはプロパンガス(LPガス)についてどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「毎月の料金が高い…」というイメージから敬遠する方も多いのですが、実はプロパンガス(LPガス)には地震などの災害時に復旧が早いなど、嬉しいメリットもたくさんあるのです。

日本は地震大国。災害時のライフラインは心配になりますよね。復旧に時間がかかる都市ガスや、停電の影響が大きいオール電化住宅はいざというときにいつも通りの生活を取り戻すのに時間がかかってしまうのに対し、2011年の東日本大震災以降、プロパンガス(LPガス)はその復旧の高さから改めて注目を集めています。
今回はプロパンガス(LPガス)をご利用中の方や乗り換えを検討中の方、エネルギーの見直しをされている方へ向けて、災害時のプロパンガス(LPガス)のメリットについてご案内します。

 

プロパンガス(LPガス)は災害時の復旧が早い!

プロパンガス(LPガス)は災害時の復旧が早い!
プロパンガス(LPガス)は、万が一災害などにより遮断されたとしても、遅くとも約2週間あれば復旧可能と言われています。

東日本大震災の際には、プロパンガス(LPガス)は都市ガスより12日、電力より58日も早く完全復旧を遂げ、ツネマツガスでは3日で完全復旧が完了しました。プロパンガス(LPガス)は点検や復旧が早いため、避難所のみならず、病院や学校といった公共施設にも適したエネルギーといえます。この災害時の復旧の早さから、都市ガスではなくプロパンガス(LPガス)を導入する人も増えています。

 

災害時、都市ガスの復旧が遅くなってしまう原因

都市ガスのガスタンク
都市ガスは工場でガスを製造した後、ガス管を通して数百・数千戸単位へ集団供給していく仕組みです。地震発生時は、発生エリアの全てのガス管をチェックして異常がないか確かめてから復旧しなければなりません。そのため全面復旧となると、どうしても個別供給のプロパンガス(LPガス)と比べて時間がかかってしまうのです。
それに比べてプロパンガス(LPガス)は1戸ごとの個別供給のため、配管などの供給設備の点検が比較的容易かつ短時間で済み、点検が終了次第すぐにガスを使用することが可能になるのです。

 

災害時も安全!厳しい基準をクリアしたガスボンベを使用しています

>災害時も安全!厳しい基準をクリアしたガスボンベを使用
プロパンガス(LPガス)は自宅にガスボンベを設置するため、なんとなく不安に思われるかもしれませんがご安心ください。ガスボンベを設置する際は倒れないよう固定具でしっかり固定されており、もし大きな地震が来た際はマイコンメーターが検知して自動的にガスが止まる仕組みになっています。
ガスボンベの耐久年数は約20年ほどで、その間も定期的に厳しい検査基準をクリアしたものだけが再充填して使用されます。プロパンガスの事故はほとんどが配管の腐食や損傷など利用者の不注意によるもので、しっかり定期保安検査を受けて正しく使用すれば事故の心配はほとんどありません。

 

個別供給だからこその柔軟な対応力

プロパンガスは個別供給
プロパンガス(LPガス)は、ガス会社から各契約者宅へ個別に供給され、ガスボンベと簡単な設備があれば供給を開始できるのが特徴です。個別供給だからこそ、集団供給の都市ガスと比べてコストは少し割高ですが、災害時にはピンポイントで迅速に調査・点検・補修を行うことができ、相対的に早く復旧させることができるのです。 
また、液化された状態で容器に入っているため、持ち運びが容易です。そのため仮設住宅や避難場所にもスムーズに設置することができます。万が一の場合に自宅以外の場所でも使うことが出来たり、被災者の支援にも活用できるというのは大きなポイントです。

 

「分散型エネルギー」の中でも長期保存が可能なプロパンガス

ガスボンベ
貯蔵できる燃料である重油や軽油、灯油などもプロパンガスと同じ自立稼働が可能な「分散型エネルギー」に分類されますが、重油・軽油・灯油などは3ヵ月~半年で劣化が始まるため、残念ながら長期保存には向かず、劣化したものは産業廃棄物として処分が必要です。この点、プロパンガス(LPガス)は半永久的に劣化することがないうえに機材を腐食させてしまうようなリスクもなく、長期備蓄が可能な燃料なのです。

通常プロパンガス(LPガス)は家の横に2本容器が設置されており、常にストックがある状態です。万が一災害が発生しても、50kg容器1本の半分程度の残量があれば、およそ1カ月程度の使用量に相当すると言われています。
東日本大震災が発生した3月、東北では厳しい寒さが続いていました。震災後に電気や都市ガスの供給が停止してしまったときでも、食べ物や飲み物を温めたり炊き出しに利用することができたプロパンガス(LPガス)の存在は当時大変心強い存在でした。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?
プロパンガス(LPガス)が都市ガスや電気と比べて、災害に強いということをお分かりいただけたと思います。災害が起きて不安なとき、少しでもはやくあたたかい食事やお風呂がある元の生活に戻って安心したいと感じるはずです。そんなときにプロパンガス(LPガス)がみなさまの日常を取り戻すお手伝いをいたします。
「毎月の料金が高い…」という理由だけで候補から外すのではなく、ぜひ今回のコラムを振り返り、災害時のメリットなども理解した上で比較・検討してみてくださいね。

 

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