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【浴室乾燥機】電気式とガス式、月々の光熱費はどちらが安い?

ガス温水式浴室暖房乾燥機

浴室のカビ・ニオイ予防や梅雨時期の部屋干し対策、冬場に寒い浴室で起こるヒートショック予防などで大人気の浴室乾燥暖房機。いざ設置を検討していくと「電気式とガス式はどっちがいいの」「毎月の費用はどのくらい?」など費用に関する疑問がでてきますよね。そこで本記事では、浴室乾燥機の役割や種類、電気式とガス式それぞれの光熱費について詳しく解説します。

|浴室乾燥機の種類と特徴「電気式」と「ガス温水式(ガス式)」

■初期費用を抑えるなら「電気式」

電気式は、グラファイトヒーターやセラミックヒーターを温めることで温風をつくります。室内機を設置するだけで取り付けられるため、工事費が安く初期費用を抑えることができます。しかしガス温水式と比べると乾燥に時間がかかるため、その分電気代が高くなってしまいます。また、暖房機能を使用した場合も浴室全体を温めるのに時間がかかる傾向があります。

▼メリット
・取り付け工事が簡単
・初期費用が安い
▼デメリット
・暖まるまで時間がかかる
・洗濯物の乾燥に時間がかかる
・光熱費が高い

■圧倒的なパワーと月々の光熱費を抑えるなら「ガス温水式」

ガス温水式は、熱源機でお湯を暖めるそのお湯を循環させることで温風をつくります。熱源機は外部に置く必要があるので電気式に比べて工事費がかかります。その代わりパワフルで稼働時間も短く済むため、一か月あたりの光熱費(電気代+ガス代)を抑えることが可能です。また、短い時間で浴室を暖めることができるため、冬場の入浴に多い温度差によって起こる急激な血圧変化であるヒートショックの予防にも有効です。血圧の高い方やお年寄りの方も安心ですね。

▼メリット
・素早く暖まる
・光熱費を抑えられる
・洗濯物がすばやく乾く
▼デメリット
・工事が大がかりで初期費用がかかる
・専用の給湯器が必要になる

|月々の光熱費はどっちがお得?「電気式」と「ガス温水式」

結論からお伝えすると、月々の光熱費は「電気式」より「ガス温水式」のほうが約30%お得です!
詳細は下記の通りです。

■電気式の浴室乾燥機の場合

電気式ではパワーが少ないため、同じ量の洗濯物を乾かすのにガス式よりも2倍以上時間がかかってしまいます。
1回あたりにかかる光熱費の目安は【約142円】になります。(衣類重量6kg、乾燥時間303分、ヒーター式の場合)

<計算式>
1時間当たりの電気代=消費電力(W)÷1000×電力料金目安単価(円/kWh)×使用時間(h)

■ガス温水式浴室乾燥機の場合

ガス温水式では電気式よりもパワーがあり素早く洗濯物が乾くため、その分乾燥時間が短くなり光熱費を節約することができます。
1回あたりにかかる光熱費の目安は【約97円】になります。(衣類重量6kg、乾燥時間123分)

<計算式>
1時間当たりのガス代=出力(kW)×3.6MJ/h×使用時間(h)÷ガスの発熱量(MJ/㎥)×ガス料金(円/㎥)

(引用:ヒートポンプ式浴室暖房機の開発
https://www.chuden.co.jp/resource/seicho_kaihatsu/kaihatsu/kai_library/news/news_2020/news_144_14.pdf

<まとめ>

今回は浴室乾燥機の役割や種類、電気式とガス温水式それぞれの光熱費についてご紹介しました。初期費用を安く抑えたい方には取り付け工事の簡単な電気式、浴室暖房や衣類乾燥をフル活用したい方には月々の光熱費が抑えられるガス温水式がおすすめです。ご自宅の様式やライフスタイルに合った浴室乾燥機を導入して、快適な生活を送ってくださいね。
 

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