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【決定版】「追い焚き」vs「お湯はり」どっちが安い?

給湯器のリモコンのイメージ

湯船に浸かってほっと一息つくのは、1日の中でもとても幸せな時間ですよね。しかし、毎日湯船に浸かると心配になるのがガス代です。特に寒い冬はガス代が高くなりがちなので、少しでも節約したい!と考える方が多いはず。今回は、「追い焚き」と「お湯はり」はどちらがガス代の節約になるのか、詳しく解説していきます。

|「追い焚き」と「お湯はり」、どっちが安い?

結論からいうと、「追い焚き」の方がガス代を節約できます。
そもそも追い焚きは、浴槽のお湯をガスで温めなおして、温まったお湯を再度浴槽に戻す、という機能。残り湯の温度が温かいほど設定温度に到達する時間が短くなるので、ガス代の節約に繋がります。さらに新たにお湯を追加しないため、水道代もかかりません。
一方でお湯はりは、冷めたお湯をすべて抜いて新たに温かいお湯を浴槽にためる方法。一からお湯を作り出すため、ガス代が高くなる傾向があります。加えて、お湯を追加する分水道代も上乗せで発生します。

同じ条件で比較してみたところ、追い炊きが約189円、お湯はりが約269円という結果になりました。

【条件】
ガス単位料金:727円 ※基本料金は除く
プロパンガスの熱量:24.000kcal
給湯器の熱効率:80%
水道料金単価:0.4円/L
※参考:プロパンガス料金消費者協会|プロパンガス料金の平均や相場ってどれくらい?安くならないの?
※参考:東京都水道局|水道料金・下水道料金の計算方法(23区)

▼追い焚きのコスト

=ガス代
= 湯量200L ×(設定湯温40℃ – 温める水の温度15℃)÷(ガス燃焼量24,000kcal × 熱効率80%)× ガス単位料金
≒189円

▼お湯はりにかかるコスト

=ガス代+水道代
=湯量200L ×(設定湯温40℃ – 温める水の温度15℃)÷(ガス燃焼量24,000kcal × 熱効率80%)× ガス単位料金+湯量200L ×0.4円
=262円

|節約になるから…と1日前の残り湯を「追い焚き」はあり?

ガス代は水の温度によって必要なガス量が変わってくるため、冷めきった残り湯を追い焚きしてもあまり節約の効果はありません。さらに、1日たった残り湯には雑菌が大量に繁殖しているので、衛生的にもやめた方がいいでしょう。また、追い焚きをすると入浴した人の肌からはがれ出た皮脂汚れや入浴剤が溶け込んだお湯が、追い焚き配管に流れて少しずつ蓄積していきます。それを放置しておくと配管内でも雑菌が繁殖してしまい、健康被害に繋がる可能性もあります。

追い焚きの機能はあくまでその日のうちに、家族が順番にお風呂に入ったり、少し冷めてしまったお湯を沸かし直したりする際に活用しましょう!

|「追い焚き」の機能がない、そんな時には!

給湯器は、給湯専用、オート(セミオート)、フルオートと大きく3種類の給湯器があり、給湯専用の場合は追い焚きすることができません。そのため、追い焚き機能がついてないガス給湯器をお使いの場合はガス給湯器の交換がおすすめです!
少ないガス量で効率よくお湯を沸かす「エコジョーズ給湯器」なら、追い炊き機能はもちろんガス代の節約にも繋がります。ただし、交換を検討する際には、戸建てかマンションかによって給湯器の設置が分かれていたり、号数(給湯能力)も種類がありますので、まずはガス会社に相談してみてくださいね。

<まとめ>

いかがでしたでしょうか?
今回は「追い焚き」と「お湯はり」でそれぞれにかかる費用やガス代の節約方法を解説しました。特にお風呂場は家の中で最もガスを使用する場所なので「ガス代を節約したい!」と思ったら、まずはお風呂場の使い方を見直すのが効果的です。かしこく節約しながら、温かい湯船で寒い冬を乗り越えていきましょう!

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