プロパンガス(LPガス)はなぜ高い?料金の仕組みと節約術について
いつもツネマツガスをご愛顧いただき、ありがとうございます。
プロパンガス(LPガス)については「料金が高い」というイメージを持っている方も多くいらっしゃるかもしれません。
たしかに都市ガスと比べるとその供給の仕組みから割高な傾向にあるため、無駄遣いをしてしまうと月のお支払いが高くなってしまうことも。しかし、災害時に復旧が早い、火力がパワフルで料理の幅が広がるなどのメリットもたくさんあるため、賢く使えばとても便利で生活を快適にしてくれるエネルギーです。今回はプロパンガス(LPガス)の料金の仕組みや、節約の方法について解説します。
プロパンガス(LPガス)の料金の仕組み
プロパンガス(LPガス)は、多くの場合基本料金に従量料金を合わせた二部構成です。地域ごとに同じ料金だと思われる方も多くいらっしゃいますが、基本料金だけでなく単価などすべての販売価格においてガス会社が独自に決定することができる「自由料金制」のため、販売店によって価格が異なります。
ツネマツガスでも、基本料金に従量料金と消費税を合わせた価格でガス料金をご案内しております。
基本料金とはプロパンガス容器、ガスメーター、調整器などの供給設備費用と検針・集金・保安維持管理など、固定的に発生する料金を指します。従量料金にはガス原料費、プロパンガス容器への充填費用や配送費用等が含まれ、ガスの使用量に応じて料金が変動します。
こちらのページで料金について詳しくご紹介していますので、チェックしてみてくださいね。
お風呂でできるプロパンガス(LPガス)節約術
家庭でもっともガスを多く使用する場所はお風呂で、全体の使用量のうち約75%を占めると言われています。そのため、お風呂でのお湯の使い方を見直すことがガス代の節約につながりますよ。
▼節水シャワーヘッドの活用
節水シャワーヘッドは、シャワーヘッドの穴の数が少なく穴の大きさも小さくなっているので、結果的に使う湯量が減って節水とガス料金の削減に効果的です。
▼シャワーの使用時間に注意
「一人暮らしだとついシャワーになってしまう」という方も少なくないでしょう。暑い夏場も、帰ってくるとお風呂に浸かるよりもシャワーを浴びてしまうという方も多いのではないでしょうか。しかし、シャワーは17分出しっぱなしにすると、浴槽1杯分の湯量に匹敵すると言われています。40度のシャワーでは、1分で3円もガス代に差があるという結果もあります。家族の人数が多い場合、お風呂にお湯を張ってシャワーは最低限の使用にするのも効果的です。
▼追い炊きの使用を最小限に/フタの活用で熱を逃さない工夫を
お風呂を沸かした後は、フタをすることで追い炊きに要するエネルギーを削減でき、節約につながります。追い焚き機能でお湯の温度を1度上げるためには、約3円のガス料金が必要。毎日1回の追い焚きを控えるだけでも、年間で1,000円以上のガス料金が節約できるのです。せっかくお風呂を沸かしてもフタをせずにいるとあっという間に熱が逃げていってしまうので、こまめにフタをして熱を逃さないよう意識しましょう。
キッチンでできるプロパンガス(LPガス)節約術
洗い物や料理のときにも、お湯や火の使い方を見直すことで料金を節約することができます。キッチンもお風呂同様に毎日ガスを使う場所なので、節約術を身に着けて賢くガスを使用するようにしましょう!
▼使用する調理器具の大きさに合わせた火力にする
早く温めよう、強火で調理しようと思うとどうしてもフライパンや鍋から火がはみ出してしまいがちですが、炎が調理器具からはみ出しているとうまく熱が伝わりません。調理器具のサイズに合った炎の大きさで十分なので、火を強くし過ぎないように気をつけましょう。
▼硬い食材の下準備には電子レンジを活用し、ガスコンロの使用時間を極力減らす
葉野菜などは、電子レンジでも十分調理が可能です。火の通りにくいカボチャやイモ類・根菜は電子レンジで下準備をしてから鍋で煮込むとガスの使用量を抑えられます。
▼同時に調理できるものは1つの調理器具で
最近は仕切り付きのフライパンや鍋も多く販売されています。一度に複数の料理を作れるので時短にもなりますし、洗い物も減るので一石二鳥です。
▼食器洗いは節水と時短を心掛ける
油汚れは事前にキッチンペーパーで拭き取ったり、水を出したまま洗うのではなく浸け置きをしてから洗ったりすることで節水に繋がります。油汚れはお湯の方が落ちやすいですが、それ以外の汚れは水でも十分です。冬は少々大変ですが、ゴム手袋を活用と水の冷たさを和らげることができますよ。
また、家族が多い場合は食洗器の導入もオススメです。電気でお湯を沸かし、食洗機内に溜めたお湯を循環させて洗い・すすぎを行うため、ガス代と水道代を大幅に節約することができます。
高効率給湯器への買い替え検討もオススメ
「ハイブリッド給湯機」は、ガスの瞬発力と電気の効率性を活かし、使用状況に応じて熱源を切替えるシステムです。給湯光熱費を大幅に抑え、CO2の排出削減にも貢献できると近頃注目を集めています。中でも人気なのは「ECO ONE(エコワン)」。従来型のガス給湯器と比べても省エネ性が高く、年間の給湯コストを約6.8万円も削減できます。4人以上のご家庭などガスを多く使っているご家庭の場合、エコワンへ交換することで大きな節約効果が期待できます!
給湯器を設置して10年ほど経過している場合は交換の目安です。古い給湯器だと無駄にエネルギーを使っている場合もあるので、思い切って最新の省エネ給湯器に変えた方が結果的にはお得ですよ。給湯器の導入・交換には初期費用がかかりますが、住宅省エネ2024キャンペーンの一環である「給湯省エネ2024事業」では、今ならエコワンの導入に最大15万円が補助金として支給されます。
予算上限に達すると交付申請の受付が終了となりますので、気になる方は早めにチェックしてみてくださいね。
ツネマツガスでは、ライフスタイルに合った省エネ機器のご提案や、面倒な補助金の申請まで一括で承ります!給湯器の買い替えを検討されている方はぜひご相談ください。
割引プランの活用でさらにお得に!
ツネマツガスでは基本メニューにプラスしてお好みの料金メニューをお選びいただけます。
例えば夜割プランなら時間内(午後6時~9時)に使ったガス使用量に対して30%OFFになるので、夕食の準備や入浴に使うガスがお得になります。平日に仕事が忙しい方は、帰宅後のこの時間帯に数日分のご飯をまとめて作っておくと節約できますよ。
ツネマツガスではほかにも朝割プランや曜日割プラン、ゆったり給湯割引プランなどライフスタイルに合わせてお得に選べるプランを取り揃えているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
プロパンガス(LPガス)の料金は、日々のちょっとした意識で節約できることをお分かりいただけたと思います。供給の仕組み上、都市ガスよりも料金は割高になりがちですが、災害時の復旧の早さや火力の強さなど、メリットもたくさんあります。すでにプロパンガス(LPガス)をご利用中の方は、ぜひ今回ご紹介した節約方法を実践してみてくださいね。これからお引越しを検討されている方も、「プロパンガス(LPガス)は高い…」という理由だけで候補から外すのではなく、簡単に実践できる節約術や、災害時のメリットなども考えながらライフラインの選択をすることをオススメします。
仙台市宮城野区のツネマツガスでは、分かりやすい料金設定とライフプランに合わせた割引プランをご用意し、お客様に安心していただける価格でプロパンガス(LPガス)の提供をしております。最新の省エネガス機器のご案内もしておりますので、ガスに関するお困りごとやご相談はいつでもお問合せください!
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